帰宅途中、偶然見かけた彼女の姿がなぜか頭から離れなかった。
仕事を終えたばかりなのだろうか。
少し疲れた表情のままスーパーへ入り、夕食らしきものを買い、袋を片手に公園へ向かった。
男は距離を置いたまま、その姿を眺めていた。
ベンチに腰掛けた彼女は、買った飲み物をゆっくり口にした。
会社ではきっと誰かに気を遣い、忙しく過ごしているのだろう。
しかし今この瞬間だけは、誰にも見せない素の表情をしているように見えた。
笑っているわけでもなく、悲しんでいるわけでもない。
ただ静かに、ひとりの時間を過ごしている。
遠くから見える彼女の姿は、近づけば壊れてしまいそうな、触れてはいけない日常の一場面のようだった。
声をかける理由などない。
ただ、彼女が立ち上がり公園を去っていくいった。
男は彼女の後を追い続けてみたい欲が強くなり、後をつけてみることにした…。
【内容】
動画ファイル
時間:74分44秒
MPEG-4AVC/H.264
HDサイズ1920×1080(16:9)