朝から配達で都内を走り回れば、視界に入ってくるのは
露出が増えたエロい女たちの姿ばかり。
お陰様で私は夏になると股間が疼く時間が増えてしまう。
この日、東京は真夏日となった。
朝からムラムラしていた私は、車内で夜まで横になって体力を回復し
いつものように深夜の徘徊に出ることにした。
終電前に携帯のアラーム音で目を覚ました。
車から外へ出ると夜だが、熱気がすごい。
外気温と人の多さだ。
新宿には外国人観光客も急増している。
人混みは好きではないが、私にとっては好都合なのだ。
潰れた若者がたむろするスポットを一通り回ったが
何人か座り込む若い女が目についた。
こういう時は高望みは禁物、リスクは最小限にしなければならない。
緊張と冷静が葛藤する中、人気が少ない路地にしゃがみ込んでいた娘に狙いを定めることにした。
一度行動に出れば、絶対に失敗は許されない。
遠くから様子を伺うと、髪は黒のロングヘア。
白黒のロングワンピースだが、顔やボディラインは確認できない。
だが、不覚にも眺めているだけで私は興奮状態に突入していた。
アドレナリンが出過ぎて自分をコントロールできていなかった。
ストリートハンター:「大丈夫ですか?」
ワンピースギャル:「マジきもいんですけど」
心配した様子で声をかけたのにも関わらず、私の顔を見る素振りもない。
一瞬頭に血が上ったが、私は娘の隣にしゃがみ込み水を差し出した。
ストリートハンター:「気持ち悪くても良い。水を買ったから、水だけでも置いていくね」
ワンピースギャル:「さよなら」
ペットボトルの水を娘の前に置き、私は遠くから様子を見守ることにした。
水を少しでも飲めば、リスクは格段に低くなる。
同じ場所に立っていると周囲から怪しまれるので、娘の前を何度か通り過ぎて確認していると、ペットボトルの水の量が減っていた。
私は再び娘に話しかけてみた。
ストリートハンター:「水は飲めた?大丈夫?」
ワンピースギャル:「・・・・・・・」
私はすぐに車に戻り、娘の前に車を停車し直すと車から降りた。